昨今はスマート決済が進み、無駄なものを持たないミニマリストが増える中で財布の定義も変化してきてる。
ポケットが3つはカードやコインお札など、持ち手によって自由に収納可能。
さらに、両側面にスロットがあるので切符やチケットの半券、メモなど挟んでおける。
ファスナーはよりエレメントの密度が高い重厚感あるYKK社エクセラダブルファスナーを採用。
極小ながらも容量を最大限に確保したミニウォレットに仕上がっている。
■品名:ラウンドファスナーウォレット [TYPE-5]
■素材:鹿革(印伝) 内側:オイルレザー
■サイズ:125mm×75mm 厚み20mm
■ファスナーカラー:ブラック
■仕様:
カード入れ×1 札入れ×1 小銭入れ×1
※シニューによる完全手縫い仕上げ。
【印伝】
印伝とは、鹿などの皮をなめした素材に染色を施し漆で模様を描いたもので、古来より伝わる伝統技法です。
16世紀中頃~17世紀にインドから伝来し、印度伝来を略して印伝となったと伝えられています。
日本人の暮らしに深く馴染んできた漆と鹿革。
漆は西洋ではジャパン( japan )と呼ばれるように 日本の美を象徴する素材で、 古来よりさまざまな工芸に用いられました。 漆のもつ接着力、膜面の強さ、防水性、 そして独特の光沢は、実用と装飾を兼ね備えた素材として 遠祖・上原勇七が印伝づくりに取り入れました。
鹿革は古より武具や被服、袋物に活かされてきました。
柔らかな感触は人肌に最も近いとされ、使い込むほど手になじむ感触は天然素材ならでは。
鹿革の厚み、肌触り、質感、均一性などを厳しくチェックして、上等な鹿革以外は印伝にはなれません。
一頭ごとに性質が異なり、染色にも微妙な差異が生じるため、熟練の職人の技術が必要不可欠です。
また、絵柄も「蜻蛉」「亀甲」をはじめとする日本伝統文様が多いです。
◎雑誌掲載
Lightning(ライトニング) vol.326 2021年6月号
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